下村良之介展
2008年 09月 01日
すごい衝撃的。
八木一夫の展覧会に行った時の感じに似てる。
初めのフクロウの絵に見つめられた瞬間、うわぁっやられた…ってなった。
なんか打ちのめされました(笑)
絶対に手が届かない感じ。
この人きっと天才だ。
もちろん有名な人だし名前は知ってる。
絵だって見たことある。
京阪出町柳駅に確か彼の作品があったはず。
でもこんなにすごいとは…っ。
久々に絵を見て涙が。
見られたら恥ずかしいので頑張ってこらえたけど1、2粒落ちた…OTL
学芸員さんに見られた…OTL
「月明を翔く」というシリーズの絵が集められてる部屋があって、そこはほんとに格別に良かったです。
写真の1枚目と3枚目がそう。
この色使いでしかもこのテクスチャ。
ふつうなら気味悪い印象を絶対どっかで感じるはずなのに、まったく感じない。
なんていうかキリッとしてて、すごくかっこいい。
こんなに色んなテクスチャをつけて模様だらけなのに、きちんと整理されて無駄がない感じ。
めちゃくちゃかっこいいっ。
初期の頃からどんどん絵の描き方も変化していっていって、新たな手法を次々に探していく探求心は、ほんとに尊敬します。
生きることは変化することだっていうことが証明されてるように思う。
変わらないものもきっとあるはずだって思ってるけど、変わらないものなんてひとつもないのかもって思ってしまった。
変わってないと思ってても知らない間に、どこかが微妙に違ってくるんじゃないかな。
それに変わっていくことがすごく重要に思えたし。
そのくらい変化に富んでておもしろかったです。
これからは、好きな日本画家を聞かれたら迷うことなくこの方の名を答えます。
ほんと行ってよかったo(^-^)o
ビックリなことに偶然画伯にも遭遇。
ビックリしすぎで声出なかったよ…
次は何の展覧会行こうかな〜。
あ、ennaの好きなコローの展覧会がもうすぐはじまるな♪
秋はいい展覧会がいっぱいあるので、大変です。
by ennapple
| 2008-09-01 22:14
| 美術館 展覧会